瓦の浮きは放っておくのは危険!修理手順やプロに依頼すべき理由を解説



瓦が浮いているのを発見しても、すぐには大事に至らないと思われる方もいると思います。しかし、瓦の浮きというのは建物にとって大きな問題へと発展してしまいますので大変危険です。なぜ瓦の浮きの放置は危険なのか、修理手順やプロへ依頼すべき理由なども含めて詳しく解説していきます。

瓦の浮きを絶対に放置してはいけない理由


瓦の少しの浮きなら問題ないかな、と思われている方もいると思います。しかし、それは大きな間違いです。少しの瓦の浮きでも屋根全体に大きな負担を与えてしまいます。

瓦などの屋根の仕上げ材料というのは、その材料そのものが屋根を防水しているわけではありません。屋根の防水効果は、屋根の下地となっている防水紙のルーフィングが効果を発揮しています。瓦が浮くことで紫外線などの外的刺激が瓦の下にある防水紙ルーフィングへ負担を与えてしまうことで劣化してしまいます。防水紙ルーフィングが劣化し効果を発揮することができなくなることで、防水機能か低くなってしまい雨漏りなどの被害へと発展してしまいます。

ほんの少しの瓦の浮きで、建物に重大な被害を与えてしまいます。少しだから大丈夫だと安易に思わず、軽度の状態でしっかりと修理しましょう。

なぜ瓦は浮いてしまうのか?


瓦が浮いてしまうという状態は、留めている釘が浮いてしまうことで起こります。なぜ留め付けている釘が浮いてしまうのか、それには大きく分けて2つの原因があります。

1番多い原因は、経年劣化による影響です。瓦自体は経年劣化しにくい材料ですが、下地が経年劣化により膨張してしまうことで釘が浮いてしまうことがあります。屋根は夏になると想像以上の高温となってしまい屋根全体が膨張してしまいます。暑い時期が過ぎると膨張は落ち着きますが、釘だけが浮いたままになってしまうことが多く、結果的に瓦が浮いたままの状態になってしまいます。

2つ目は、強い風による影響です。台風などの強い風が吹くことで瓦の下に風が入ってしまい、その強さで釘が浮いてしまうことがあります。近年は台風などの天災が多くあり、台風で瓦の釘が浮いたという症状はよくあるケースとなっています。

瓦が浮いた際は屋根全体の点検を行おう



瓦が一部分浮いていると、その部分のみの修理と考える方もいると思います。ここで大事なのは、1部分に被害が出ているということは屋根全体に被害が出ている恐れがあるということです。1部分を修理してもすぐに不具合が発生してしまう可能性がありますので、瓦の浮きを見つけたら屋根全体の点検を行うようにしましょう。

屋根の上は高所で斜めになっているので、慣れている方が登って点検を行わないと大変危険です。自分で登って点検しようなんて思わず、必ず専門業者に点検を依頼するようにしましょう。専門業者は長年の勘と独自の目線で調査をするので、屋根の不具合部分を細かいところまで点検してくれます。

瓦の浮きの修理手順


瓦の浮きの修理手順は、最初に浮いた釘を抜きます。浮いた釘は雨にさらされているので、再利用せず新しいものに変えます。その後、瓦の下の防水紙であるルーフィングや野地板に問題が無いかを点検します。問題がある場合は、綺麗に修理を行います。長期間瓦が浮いている場合は下地の防水紙ルーフィングや野地板が傷んでいることがありますので、きちんと修理することで屋根全体を健康な状態にすることができます。その後、新しい釘やビスを用いて瓦を固定して位置を調整します。

大事なのは、浮いた瓦を元に戻すことと下地を元通りの状態にすることです。浮いた瓦を元に戻すことばかりを考えてしまいがちですが、この2つの工程をきちんと行ってこそ完璧な瓦の浮きの修理となります。

DIYで修理は可能?


軽度な瓦の浮きの場合、DIYで自分で修理を行えると思う方もいると思います。しかし、DIYで瓦の修理を行うのは絶対におすすめしません。その理由は、2つあります。

1つ目は、瓦の修理というのは想像以上に難しいということです。瓦の固定の仕方もそうですが、下地の点検や修理というのは簡単な作業ではありません。中途半端に修理をしても全く意味がなく、外見だけが綺麗にできたようでも瓦の留め方や下地がきちんと修理できていないと修理した意味がありません。瓦の留め方、下地の修理というのは想像以上に難しく、多くの知識が必要となる作業です。専門的な知識がないと万度な修理は難しいです。

2つ目は、高所作業になるということです。屋根は2m以上の高所作業になってしまい、足場などの作業床を設けて作業を行わないといけません。プロでも高所作業は簡単ではなく、素人では危険すぎます。自宅のDIYで高所作業を行っていて転落事故を起こしてしまう方は年々増えており、少しの修理で大きなケガをしてしまっては受ける代償が多すぎます。高所作業は想像以上に難しいので、安易に行わないようにしましょう。

瓦の浮きの修理はプロに依頼すべき理由

瓦の浮きの修理はプロに依頼すべき理由

上記でお話しましたが、瓦の浮きの修理には専門的な知識が必要となります。数多く屋根材の中でも瓦は扱いにくく、近年は万度に扱える業者も少ないほどです。少しの瓦の浮きでも熟練の知識を持っているプロが様々な問題をチェックして完璧な修理を行ってくれます。

屋根は上部から建物を守っているとても大事な部位です。屋根の状態により、建物の状態は大きく左右されます。そんな大事な屋根は、簡単に捉えて修理をしてはいけない部位です。少しの修理と思い安易にとらえていると後で建物に重篤な被害が必ず現れ、長く住み続けることができない弱い建物となってしまいます。これからも長く住み続ける強い建物とするためには、必ず専門的な知識を持った業者に修理をお願いしましょう。

修理をお願いする業者の選択ポイント


瓦の浮きは、決して簡単な修理ではありません。そのため、しっかりと対応してくれる業者を選ばなくてはいけません。そのためには、2つのポイントがあります。

1つ目は、地元の業者にお願いすることです。地元の業者は、地元で一生懸命工事を行おうと思う業者ばかりです。地域に密着しているので、ひどい対応は絶対に行いません。細かい部分までしっかりと目を向けて、完璧な修理を行ってくれます。また、地元の業者なのですぐに駆けつけてくれます。今後何かあった時にも頼りになりますのでおすすめです。

2つ目は、瓦屋根の修理に詳しい業者を選ぶことです。屋根といっても色んな仕上げ材の種類があり、瓦を多く取り扱っており細かい納まり方を熟知している業者が適しています。瓦の浮きの修理は、瓦の浮き以外に下地もきちんと点検して修理しないといけません。地元の評判やネットでの評判をチェックして、信頼できる業者にお願いするようにしましょう。

間違っても頼んではいけないのが、訪問業者です。訪問業者は屋根などの外部に目を向けて訪問をしてくる傾向があり、瓦の浮きの不具合も指摘してきます。しかし、訪問販売は屋根に特化した知識はないので、屋根の事前チェックを行わず、浮いた瓦を留める程度しか行いません。手抜き工事をされる恐れがありますので、絶対に依頼しないようにしましょう。

瓦の修理は火災保険で賄うことができる場合がある


瓦の浮きの修理を行う前に、1つチェックしてほしいことがあります。それは、火災保険で瓦の浮きを修理できるかもしれないということです。火災保険の中にある「風災、雪災、ひょう災」という被害に該当すれば、瓦の浮きの修理費用を火災保険で賄うことができるからです。例えば風災の場合、台風などの風災により瓦の浮きが発生したと証明できれば、火災保険で修理費用をまかなうことができます。補償となる期間には時効が設定されており、3年の場合が大半です。3年間にあった風災や雪災、ひょう災に該当すれば、保険金で修理費用をまかなうことができます。

まずは、依頼をした屋根修理業者に相談をしてみましょう。屋根修理業者は火災保険に詳しいので該当するのかどうかをアドバイスしてくれます。該当するようであれば、自分が加入している火災保険に連絡をして、ご加入の火災保険で修理費用をまかなうことができるのかを確認してみましょう。

まとめ


いかがでしたでしょうか。

瓦の浮きと一言でいっても、色んな部分に目を向けないといけないことがわかると思います。瓦の浮きに気が付いたら絶対に放置せず、すぐに修理を行うようにしましょう。すぐに修理を行うことで修理費用や建物へのダメージも少なく済みます。屋根は建物の中でも大事な部分ですので、安易に考えず手厚い対応をすることをおすすめします。
 

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